春のアオリイカはサイズが大きく警戒心も高いため、同じ攻め方を続けても反応が出ない時間が長くなります。そのため、「エギの使い分け」が釣果を大きく左右します
この記事では、エギ王で探り、ハグゴスで食わせるというシンプルな軸で、実際に釣果に繋がるパターンを解説します
春イカで釣れるエギの考え方
春は「いるかどうか」よりも「どう食わせるか」が重要です。まず基準になるのがエギ王です。ここで状況を把握し、反応がなければハグゴスで変化を入れます。この2段階で十分に成立します
エギ王K(基準になるエギ)
春イカエギングの軸になるエギです
- ・フォール姿勢が安定している
- ・レンジ把握がしやすい
- ・アタリが分かりやすい
「その場所にイカがいるかどうか」を判断するためのエギとして使用します。最初は必ずエギ王から入ります
エギ王でカラーに迷ったら
まずは以下の2つを基準にします
・軍艦グリーン
※カクテルオレンジ、ボルカノロック
・ムラムラチェリー
軍艦グリーンと
ムラムラチェリーの使い分け
軍艦グリーン
- ・潮が効いているとき
- ・朝夕のマズメ
- ・濁りがあるとき
水中での存在感が出やすく、アピール力が高いカラーです。回遊してきた個体に気付かせて抱かせる場面で効果を発揮します
ムラムラチェリー
- ・澄み潮
- ・日中
- ・プレッシャーが高いとき
シルエットが強すぎず、違和感を与えにくいカラーです。見せてじっくり抱かせる場面で効果を発揮します
ハグゴス(食わせのエギ)
エギ王で反応が出ないときに使用するエギです
- ・沈下姿勢が浅い
- ・見せる時間が長い
- ・動きすぎない
見せて抱かせるためのエギとして位置付けます。
ハグゴスでカラーに迷ったら
迷ったらまずこれを投げてほしい
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- ・GREEN RED/UV
- ・BLUE AJI/UV
この2つを基準にすれば問題ありません
ハグゴスはなぜ釣れるのか
ハグゴスが効果を発揮する理由は「フォールの質」にあります。沈下姿勢が浅く、ゆっくり見せながら落ちるため、イカに違和感を与えにくくなります
さらに、頭側にアイがあることで、しゃくり後やさびいたときの姿勢が安定しやすく、特に足場が高い状況でも不自然な動きになりにくい特徴があります
ハグゴスのサイズ
ハグゴスのサイズ表記は号や寸ではないため、分かりやすいように号数に換算して表記します
- 55mm → 約1.8号(6g)
- 65mm → 約2.1号(9g)
- 75mm → 約2.5号(14g)
- 90mm → 約3号(22g)
サイズが小さいエギの方が反応が良い場面は多々あります。大きい餌(エギ)を取りにいくより、小さい餌(エギ)を取る方がアオリイカは楽なので、そのような傾向が現れます
実際の釣り方
春イカは活性の差がはっきり出るため、エギのフォールスピードとサイズで使い分けるのが有効です
エギ王Kベーシックはフォールスピードが約1m3秒。ハグゴスは約1m5秒前後で沈みます。この差を利用して攻めていきます
① エギ王Kでサーチ
まずはエギ王Kを使用します。フォールが速く、シルエットも大きいため、活性の高いイカに対して効率よくアピールできます
着底後に2〜3回シャクリを入れ、テンションフォールで落としていきます。ここで反応があれば、そのままエギ王で釣り切ります
② 反応がなければハグゴスへ
エギ王で反応がない場合は、追っているが抱かない状態や低活性の可能性が高くなります。そのような場面でハグゴスに変更します
③ ハグゴスで食わせる
ハグゴスは小さめのシルエットでフォールが遅いため、見せる時間を長く取ることができます。その結果、釣れきれないイカに口を使わせやすくなります
操作はシンプルです
- ・軽く1〜2回シャクる
- ・そのままテンションフォール
- ・またはゆっくりさびく
動かしすぎず、フォールをしっかり見せることが重要です
エギのローテーション
マズメ・潮が効いているとき
軍艦グリーン → BLUE AJI/UV
それ以外(澄み潮・日中・低活性)
ムラムラチェリー → GREEN RED/UV
立ち位置で変わる使い分け
高い足場(堤防・磯)
ハグゴスが有効です。通常のエギは上から引くと姿勢が崩れやすいですが、ハグゴスは安定しやすく、違和感を与えにくくなります
風・潮が強いとき
エギ王が安定します。ハグゴスは流されやすいため、扱いにくくなります
サイズ選び
春イカは3.5号を軸に考えがちですが、小さいエギが有効な場面も多いです。実際に筆者は3~3.5号で反応無く、2~2.5号のエギで春イカを多数釣っています
よくあるミス
・シャクリすぎる
・フォールを待てない
・エギを頻繁に変更する
春は待つことが釣果に直結します
結論
エギ王で探り、反応がなければハグゴスで食わせる。この流れを意識することで、春イカの釣果は安定します